幼稚園の教育の目的
「幼子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。」
ルカによる福音書2章40節
「イエスはますます知恵が加わり、背たけも伸び、そして神と人から愛された。」
ルカによる福音書2章50節
本園の建学の精神は、上記の聖書の御言葉に基づき、 教育の目的達成のために下記のように目標と指針を設定しています。
光の子(全人教育)
教育の目的は「全人教育」であり、「全人教育」とは聖書による〈光の子〉らしく生きることです。
つまり、光の子とは 1〈強い体〉、2〈よい頭〉、3〈美しい心〉、4〈祝福される生活〉の要素を備えた子どもです。 強い体、よい頭、美しい心は愛の理です。神による祝福が子どもの人格と生活に統合しなければなりません。
本園は、子どもの人格を信頼し、その自由を尊重し、個々の子どもの自然な要求にそって心身ともに備えている 可能性を最高に発展するよう援助し、人格形成の基礎をつくることを目的とします。
本園の教育はこどもが主体です
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その日の活動は、こどもが自由に選択します。
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そのために、こどもの心身の発達要求にぴったりあったこどもサイズの魅力的な教材が準備されていて、体と頭脳の両面を使う作業活動を行います。
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選んだ教具は好きな場所に運び、教師が示す正しい使い方でそれを使います。
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満足するまで誰にも干渉されず、繰り返す自由な時間があります。
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作業が終わったら次の友達が使えるように最初にあった場所に、もとあった時と同じように戻します。
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教師は、教え込むのではなく、こどものために環境を整え、こどもと教具の間に立って教具が持っている意味をこどもに理解させ、 こどもが一人でできるように援助し、こども一人一人の発達を愛と信頼を持って見守ろうと努力します。
シンボルマーク
マークは4つの建園の理念、即ち「美しい心」「強い体」「賢い知恵」「祝福される生活」を、園児が 日常生活で体得することができるようにとの願いを込めて考案したものです。
幸福のシンボルである四葉のクローバーの中心に十字架を据え、四つの理念がハート形の園児の心に刻まれて、 神と人から祝福される生活を送ることを表しています。